歯の色が気になって、もう少し白くしたい!と思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?歯が白いと、清潔感があり第一印象も良く見えますよね。
そこで今回は歯を白くするホワイトニングには、いったいどのような種類や特徴があるのか徹底解説します。
ホワイトニング(漂白)とは?
ホワイトニングとは、薬剤により歯を白くするための施術のことを言います。
歯の変色には様々な原因があります。歯の表面の着色や汚れにより変色している場合には、クリーニングにより色調を改善することができます。歯の内面まで変色している場合には、表面のクリーニングだけでは白くなりませんが、歯のホワイトニングにより歯を白くすることができます。
もともと歯の色が黄色っぽいという人も、ホワイトニングによって理想の白さに近づけることが可能です。
クラウンを用いて歯を白くする場合には、歯を削って被せる必要がありますが、ホワイトニングでは歯を削らずに白くすることができます。
【ホワイトニングの種類1】ホームホワイトニング
ホームホワイトニングの特徴と価格について紹介していきます。
ホームホワイトニングの特徴
ホームホワイトニングとは、歯科医院でマウスピースを作り、処方された薬剤を使用し自宅でケアを行う方法です。
忙しくて歯科医院に行く時間がない人に向いているでしょう。
薬剤を流し込んだマウスピースを1日1~2時間装着してホワイトニングを行います。
白さを持続できる期間が他の方法に比べて長いことが特徴です。
なお、目標の色を調整しやすいので患者さんの希望の仕上がりになりやすいでしょう。
一方、効果を実感するまでが長いです。
早くても2週間はかかります。
ホームホワイトニングの金額
ホームホワイトニングの費用の相場は15,000~30,000円です。
【ホワイトニングの種類2】オフィスホワイトニング
オフィスホームホワイトニングの特徴と金額について紹介していきます。
オフィスホワイトニングの特徴
オフィスホワイトニングとは、歯医者さんで歯科医師や歯科衛生士の手で施術を行う方法です。
薬事法で制限されている高濃度の薬剤を使用することができます。
歯が白くなるスピードは、ホームホワイトニングと比べてオフィスホワイトニングの方が早いです。
ただし、効果の持続期間は3~6ヵ月と短め。
過酸化水素を使用したホワイトニングの場合、歯への刺激が強く激しい痛みを感じることがあります。
オフィスホワイトニングの金額
オフィスホワイトニングの相場は1回10,000~70,000円です。
審美目的のため健康保険が適用されません。
【ホワイトニングの種類3】デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングの特徴や価格について紹介していきます。
デュアルホワイトニングの特徴
デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行う方法です。
歯科医院での施術により短時間で白くした後、ホームホワイトニングによるケアを繰り返し行います。
即効性もあり、持続性も期待できるでしょう。
白さは1年以上続くと言われています。
ただし、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方の費用がかかるため前の2つと比較して高額になります。
デュアルホワイトニングの金額
デュアルホワイトニングの相場は、50,000~80,000円です。
歯科医院での施術代と、ホームホワイトニングするためのマウスピース・薬剤の製作費などがかかります。
【ホワイトニングの種類4】セルフホワイトニング
最後にセルフホワイトニングの特徴と価格について紹介していきます。
セルフホワイトニングの特徴
セルフホワイトニングとは、医療機関ではないサロンに行き自らの手で歯の汚れを落とす方法です。
サロンスタッフから施術方法や器具の使い方のレクチャーを受け、全て自分で作業します。
サロンに歯科医師・衛生士はいないため、漂白成分である過酸化水素を取り扱うことができません。
セルフホワイトニングの金額は安価ですが、大事なお口を扱うのであれば歯科医院などの専門にお任せするといいでしょう。
セルフホワイトニングの金額
セルフホワイトニングの相場は、1回2,000円~5,000円前後です。
自分で歯の汚れを落とすため、他のホワイトニングと比べて安価となっています。
まとめ
ホワイトニングの方法はさまざまなものがありますが、効果の強さや持続期間、費用などから施術方法を選ぶ必要があります。
セルフホワイトニングを試してみてから、歯科医院での施術を受けてみるのも方法のひとつです。
自分に合う方法を比較検討しながら、綺麗な白い歯を手に入れましょう。